2011年04月14日
ホルンを奏で、前を向く。
4月10日の記事にて。
ホルン奏で前を向く
榮野川勉さん
【中城】プロのホルン奏者で、血液のがんといわれる成人T細胞白血病リンパ腫と闘うためハートライフ病院(奥島憲彦院長)に入院中の榮野川勉さん(45)が20日午後2時から、同院2階講堂でコンサートを開く。体調は日々変動し、コンサート開催も「一つの賭け」だ。しかし「音楽の素晴らしさを伝えるのが自分の天職」と話す榮野川さんは、自身と同じように病気と闘う人々を勇気づけ、治療を支える人への感謝を伝えるため、コンサートに挑む。
衝撃は、突然訪れた。2010年12月23日、レストランでのワンマンコンサート終了後、首筋の異常な腫れに気付いた。同24日に琉球大学付属病院で検査を受け、即日、病名を告知された。そのときを「頭が真っ白になった」と振り返る。
その榮野川さんが立ち直るきっかけになったのは、音楽仲間からの「元気になってまた一緒に演奏しよう」という言葉だった。「泣いてばかりいられない。前に進まなければ」。音楽が生きる意欲を与えてくれた。
治療前は60キロあった体重が抗がん剤の影響で48キロまで落ちた。コンサート当日の演奏予定は3曲だが「もしかしたら1曲になるかも」と話すほど、体力低下を自覚している。
それでも「演奏を通して支えてくれる家族や医療スタッフには『命をありがとう』、患者仲間には『一緒に前向きに頑張ろう』と伝えたい」。榮野川さんはホルンを抱え、そう意気込んだ。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-175928-storytopic-5.html
ゼネハーズ音楽院
ホルン奏で前を向く
榮野川勉さん
【中城】プロのホルン奏者で、血液のがんといわれる成人T細胞白血病リンパ腫と闘うためハートライフ病院(奥島憲彦院長)に入院中の榮野川勉さん(45)が20日午後2時から、同院2階講堂でコンサートを開く。体調は日々変動し、コンサート開催も「一つの賭け」だ。しかし「音楽の素晴らしさを伝えるのが自分の天職」と話す榮野川さんは、自身と同じように病気と闘う人々を勇気づけ、治療を支える人への感謝を伝えるため、コンサートに挑む。
衝撃は、突然訪れた。2010年12月23日、レストランでのワンマンコンサート終了後、首筋の異常な腫れに気付いた。同24日に琉球大学付属病院で検査を受け、即日、病名を告知された。そのときを「頭が真っ白になった」と振り返る。
その榮野川さんが立ち直るきっかけになったのは、音楽仲間からの「元気になってまた一緒に演奏しよう」という言葉だった。「泣いてばかりいられない。前に進まなければ」。音楽が生きる意欲を与えてくれた。
治療前は60キロあった体重が抗がん剤の影響で48キロまで落ちた。コンサート当日の演奏予定は3曲だが「もしかしたら1曲になるかも」と話すほど、体力低下を自覚している。
それでも「演奏を通して支えてくれる家族や医療スタッフには『命をありがとう』、患者仲間には『一緒に前向きに頑張ろう』と伝えたい」。榮野川さんはホルンを抱え、そう意気込んだ。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-175928-storytopic-5.html
ゼネハーズ音楽院